数学最難関対策

3年生は最後、数学最難関問題を対策しました。



ところで、最難関とありますが、何をもって最難関なのか。



数学の難しい問題は、基本的に、複数の定理が組み合わされて作られているから



まず、それに気づくことが難しい



仮に気づいたとしても、解答まで順に解いていくことが難しい



という二つの壁があります。



前者は、発想力とか、着眼点と呼ばれる力を必要とし、



後者は、構成力・計算力を必要とします。



解き方がわからない、に加えて、わかっても答えまでたどり着けない、という二つの壁にぶつかってしまうのです。






ではどうすればいいのか。



これを教えるのが、最難関数学問題の授業。



池畠が実際に難問を解き、なぜその公式を思いついたのか、どのように解いたのかを説明。



そして、同じ問題を何度も繰り返して解き(この時、途中式も含めて答案を作成)、それを添削します。



ポイントは、同じ問題を完全にできるようになるまで解くこと。



解き方を覚えて効率よく勉強する、というやり方をする人もいると思います。



しかし、高校受験ではおススメしません。



理由は、本当にわかっているかの判断が中学生には難しいことと、



高校受験では、途中式は採点されないので、


順序よく、効率よく解き、計算ミスをしない工夫をする、ということも非常に重要だからです。






いくつかの定理が混ざった問題を、自分で要素分解し、答えまで筋道立てて解いていく



この練習を繰り返し、発想と構成力を「磨き上げ」ます。



こうして難問をインプットしていくうちに、



数学で問題を解くというのが、



頭の中にある定理を目の前の問題にはめていく行為



だと気づくのが目標です。






ひらめく、というのは、0から有を思い浮かべることではありません。









これまで何度も練習してきた解き方のどれを使うかを検証していき、






使うべき解き方が見抜けた状態が、「ひらめいた」状態だと覚えておいてください。






答えが何なのかは当たり前。






どう解いたかも当たり前。












なぜその解き方を思いついたのか。












ここまで極めて、偏差値70。



これから、3年生には、志望校と偏差値を何度も話していきます。



何度も何度も、意識づけていきます。






お疲れ様!!!

偏差値70超えようね!






こんにちは、多摩高合格しようねー






あれ、そんなんじゃあ偏差値60いかないよ、、?









(笑)






という会話を繰り返していき、






ここから受験に向けて、エネルギーを注いでいきます。






(笑)






これでエネルギーが注げるのか。



それは不明ですが、何としても超えてほしい。



超えろ超えろ、偏差値70!!!






ここから、さらにもうワンランク、学力を「爆上げ」していきましょう!!!