三者面談をしている二年生へ
宮内中・西中原中の皆さんは、三者面談の期間。
3年生はいよいよ、志望校を決めます。
線先生から辛口の評価をいただいた生徒さんも少なくないでしょう。。
ただ、受験で使うのは、2年後期と三年後期。
まだ最後の試験は残っています。
最後頑張りましょう、
さて、3年生はいいとして今回は2年生に向けて記事を書きます。
というのも2年生は後期から内申が入ります。
だからやる気になっていると思います。
しかし大事なのは内申だけではありません。
当然入試本番の点数も重要になってきます。
特に公立トップ校は、入試の点数が半分以上であることがほとんどです。
入試本番で点数を取るためには学校の進捗に従っているだけだと危ないです。
なぜなら入試では3年間すべての範囲が出ますが、学校の進捗で従って進めていくと、全ての範囲が終わるのは3年の冬になってしまうからです 。
そこからいきなり入試を迎えるというのはかなり厳しいと思います。
だから早めに準備をしておく必要があります。
そこで2年生のうちから入試に向けて準備をしていきましょう。(理想は1年生、いや小学生からですが、とにかく気が付いた時が勝負です。思い立ったが吉日。今から頑張りましょう。)
ではトップ校を狙う2年生としてどのようなことを気をつければいいのでしょうか。
ここに気をつけてほしいという内容を書きます。
これから書くことは公立トップ校基準です。
この基準を満たしてほしい、というポイントを書きます。
国語・・・精読の力と記述力、そして古文が重要になります。精読と作文で読解力・記述力を鍛えていきます。ここは、地道にコツコツ取り組むしかないところではあります。これに加えて、古文が16点分あります。この古文は厄介です。というのも、範囲が「学校範囲以上高校範囲未満」だからです。範囲が中途半端で非常に対策がしにくいですが、古文を勉強することで(語彙・文法・背景知識)が磨かれます。さらに文意を推論する力もつきます。古文を利用してこれらの語学力を鍛え、同時に満点(16点分)を狙います。
国語は、2年生の終わりに8割を超える。ここを目指します。急激に上がりにくい教科だからこそ、(もちろんいくつかの条件が重なれば急に伸びることもありますが)1年生から取り組みましょう。
英語・・・長文読解が勝負を分けます。短時間で長い文章を読む訓練は必須です。そして、速く文章を読むためにはまず、ゆっくりでいいので正確に読む練習(精読)が必要になります。精読を2年終わりまでに完成させましょう。目標は、2年生の終わりに過去問で8割を超えることです。このレベルまで普通に狙えると思います。
数学・・・図形問題が勝負です。配点も今年から6点と大きくなりました。代数(計算の分野です)だけでなく、幾何(図形)の分野も早めにスタートしましょう。1年生のうちから、中学受験で出題される問題を解きながら相似・円・規則性の問題は解いておきましょう。そして、3年の夏には全範囲を完成させます。
理科・・・単元の本質理解・実験の背景理解
神奈川の入試は、実験の設定がわかりにくいです。単に暗記だけをする勉強だと、なかなか高得点は難しいです。本質まで理解した学習をしましょう。
では、本質とは何なのか。それは、割合です。割合の理解と実験の背景理解。これがカギになります。
社会・・・歴史の並び替えと地理の資料問題が勝負です。歴史は、軸となる年号を早めに覚え、並び替えをメインに勉強します。この勉強で時代観を作ります。地理は地図・資料の意味を考える勉強が必要です。この時、一つの国を徹底的に具体化して調べる、というのをおすすめします。一つの国を具体化することで、その地域の特徴が深く分かり、結果として周辺地域も覚えやすくなります。
理科・社会に関しては、定期テストで毎回9割。これが目標です。先取りはしなくても大丈夫ですが、深堀は重要です。復習を繰り返して知識を定着させていきます。
特色検査・・・思考力を問われる問題がでる、となっていますが、処理力を試す問題も多いです。いずれにせよ、早めの対策が望まれます。難しい問題は、論理/規則性・割合・図形に集中します。この3つの力を使って、中学校の知識で高校範囲の問題を考えるのが特色検査、と思ってください。
また、特色検査早く取り組むことで思考力を鍛えることができます。その意味でもおすすめです。
ザっとですが、基準を書きました。
細かいこと全てを書くのは無理なので、概要だけ書いています。
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やばいと思った時に追い上げればまだまだ間に合います。
しかし、放っておくともうどうすることもできなくなってしまいます。
この記事を見てやばいと思った人は今から行動しましょう。