小学生の差は実はでかい
小学生の実力の差というのは、なかなか見えずらいところがあります。
中学受験をしていれば、模試などでわかるのですが、公立中学に進む小学生の場合、その差がなかなかわからない。
これはあると思います。
しかし、小学生の差は実はかなりついています。
小学校のカラーテストでは、ほとんどの生徒が8割をとってしまう。
だから、その差が開いていることに気づきにくいです。
すごくできる子でも1問くらいうっかりミスをして95点。
普通くらいの子でもなんとなく95点。
小学生のカラーテストでは、同じくらいの点数になります。
でも、中学校に入学したら、、、
実はぜんぜんわかっていなかった生徒は、定期テストで5割も取れません。
5割くらいは、と思われるかもしれませんが、普通にできる、くらいでは半分を超えません。
というのも、最近の定期テストは難しいです。
平均点が6割を切ることは普通にあります。(というよりかなりの頻度であります。)
だから、小学生でなんとなくできるから大丈夫、とは思わないように気を付けてください。
もちろん、点数がアップしたりしてほめる。
これは、積極的にしていただきたいことです。
前よりもできるようになった、という小さな成功体験は、次また大きな成功を目指そうという行動につながります。
しかし、ほめると当時に冷静になっていただきたいのは、
できるようになったけど、中学に入学してどれくらいとれるかはわからないということ。
小学生の差はわかりにくいですが、本当に大きな差がつきます。
小6で高校範囲まで終わっている生徒。
合不合模試で偏差値70を超える生徒。
単に小学校の授業内容は理解できている生徒。
今の単元はわかるけど、昔の単元は忘れている生徒。
これくらいの差があったとしても、テスト範囲が分数であれば、
全員満点をとる可能性はあるのです。
実は小学生の内から勝負は始まっている。
何なら、小学生である程度決まってしまう。
だからこそ、早めの1手を打ちましょう。
気づいたときに、最大限の対策を。