中学受験は最もつらい時
今回は中学受験にかかわる記事。
秋になって、いよいよ志望校を絞る時期になりました。
この時期になると、本当にメンタルがつらくなると思います。
模試で第一志望校の判定が出ればいいですが、なかなかそういう訳にもいかない、、
そんな中、
志望校変更
だったり、
中学受験撤退
ここまで思い詰めてしまう方もいることでしょう。
しかし、まだまだ粘ってください。
僕はここであえて、粘るべきだと考えます。
そう考える理由は3つ。
1つ目は、3か月は思ったより時間があるから。
三か月あればまだまだやれることがあります。
何より、小学生は6年生の秋くらいから本気になる生徒がほとんどです。
もちろん、これまで全く勉強していなければ難しいと思います。
しかし、これだけ思い詰められている時点で、
ここまで頑張ってきた、でももう無理なんじゃないか?
と思っているはずです。
つまり、これまでもある程度の努力を積み重ねてきた。
でもあと一歩足りないかも。
そういう状況だと思います。
結果に繋がっていないとしてら、何かしら改善点が必要でしょう。
でも、小学生がここから受験生になる、というのは多くの生徒に当てはまることです。
これまでの努力の積み重ねがいよいよ結果になるとき。
まだあきらめないでください。
何より、小学生はメンタルや問題の相性によって大きく結果が変わってきます。
この点は自分をコントロールできる高校受験・大学受験との大きな違いです。
もう少し粘ってください。
2つ目は、結果はどうであれ、中学校に入学してから生きるからです。
受験はあくまでも通過点です。
大事なのはそこから。
入学後、どれだけ伸びることができるのか。
これこそが重要です。
この苦しい場面で大きく力をつけます。
仮に合格にあと一歩届かなった、とか、ギリギリで志望校を下げたとしても、
この期間で身につけた力は大きな財産になります。
余計な挫折感を持たなければ、進学後の勉強で必ず生きます。
一番最後の、受験の醍醐味を楽しんでください。
3つ目は、出願は何個でもできるので、むやみに下げる意味がないからです。
出願はぎりぎりまで変更できますし、当たり前ですが複数校レベルを分けて受けられます。
むやみに下げることは得策ではないです。
以上、3点から、まだまだ頑張るべきだと考えます。
とはいえ、私立から公立に変えるとかで、問題の傾向が大きく変わる場合は早めの変更が重要ですのでその場合は早めに志望校を切り替えましょう。
(模試の偏差値より、過去問対策の方が間違いなく重要です。そのため、問題の傾向が大きく異なる中学の場合は志望校変更は重要なので気をつけましょう。)
ここから、勝負の3か月。
1日1日を全力で。
悔いのない中学受験を。